まだしばらく先の話ですが、10/4のスパークに今年もきのこすけさんと参加します！
なんとるーみっくのプチオンリーが開催されます！！出るしかない！！いつも以上にるーみっくサークルの集結が予想されるので今から貯金します！！
特設サイト様をリンクに追加しました。

去年のスパコミで発行された弥珊合同誌の通販が再開されたようなので右ブロックのoff欄にリンクを貼っておきます。桐沢さんのBOOTHで通販されます。残部が僅かということで完売してもリンク撤去できてないかもしれませんがご了承ください。あと、ちなみにですが私の個人誌「36＋」も通販の残りがそろそろ少なくなってきたので、ご利用予定の方はお早めにどうぞ。追加はしません。

前記事にコメントありがとうございます。返信しましたので心当たりの方はご確認ください。

法師のラクガキ漫画を描きました。内容が暗いのです。作品倉庫のページにも追加したのでそちらでも閲覧できます。NEWマークのところです。

この漫画は結構私の考察が入っているというか、こういうタイプの漫画は自分の言いたいことがこれでちゃんと伝わったのかな…と思ってしまいます。漫画の中だけでそれを伝えられないのは力不足だなぁと思うのですが、全部を台詞に載せるというのは個人的につまらないので。
無粋ではありますが私はこういう意味で描いたみたいなのを自分用メモを兼ねて勝手に解説します～興味のある方は折りたたみからどうぞ～
漫画の方を読んでからにしていただけると嬉しいです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



私は法師は桜嫌いだと思うとツイッタ―で言ったら、その考えは新鮮！と反応いただいたのでちょうど桜の時期だしということでラクガキ漫画描きました。

法師が犬一行に加わってすぐの時期設定です。（原作は季節違いますけど）
初期の法師は仲間には加わったものの心は開いていないと思うのでみんなとは距離感あると思います。なので私の描くこの時期の犬一行は大抵法師が少し後ろを歩いていたりします。
前を歩くみんな、特にかごめちゃんが桜並木にはしゃいでいるわけですが、法師の見る桜というのは生死を象徴しているという話です。
直接台詞で書いちゃってますけど咲いている桜は生、地に落ちた花弁は死です。
風で花が散り、地に落ちるという光景は法師からしてみたら風穴に殺される自分と重なると思います。それを何度も見ることになるので桜は嫌い。それがまた綺麗であり、人々はその光景を喜ぶから余計に嫌なのです。まるで死を望んでいるかのように錯覚させられてしまうからっていうのは私の暗すぎる妄想が大分盛り込まれた理由なんですけども。
綺麗な上の景色ばかり見て、ついさっきまでそこにあったはずの花弁は踏んで歩くというところにまた淋しさのようなものを感じます。
桜が舞い散るのを喜ぶかごめちゃんは法師にとっては残酷なわけです。もちろんかごめちゃんに罪は1ｍｍもないです。かごめちゃんの無邪気さが知らずに法師を傷つけているっていうの大好きなので。私が。

かごめちゃんは「桜は咲いている時と散っている時、どちらが綺麗だと思う」かと法師に尋ねます。法師は笑顔で「散っている時」なぜなら「風で舞い散る様は儚くて美しい」からと答えます。
かごめちゃんは現代人だし、基本的に桜は綺麗だからみんなが好きなものという考えで、当然その答えを桜が好きな理由として受け取るし、法師もあえてそうとれるように言ってます。しかし真実これは法師が桜を嫌いな理由なので要するに嘘です。息をするように平然と嘘を言う法師大好きだしその嘘をカバーするための心ない笑顔が大好きなんです。ここで本心を言わないのは楽しい空気を壊さないためとかかごめちゃんを傷つけないためとかもあるけど一番は深入りしないためです。この頃は全然犬夜叉達と深く関わっていこうなんて気はないと思います。本当のことを言うとめんどくさいから嘘をつきます。

最後の「ぐしゃ」っていうのは普通に桜の花びらを踏みつぶす効果音なんですけど、ここまでとんだネガティブ法師なわけですがこの地に落ちた花弁（死）を踏みつぶすという行為は別にイラっとしてるからとかそういうんじゃなくて自分はこうはならないという死への否定のつもりなので私的にはこの漫画はポジティブエンドです。あ、でもちょっとイラっとはしてるかも。
法師は風穴と共存するにあたって風穴には負けないと、風穴に対して強さを誇示することでうまく付き合えていると思うので、それです。

という感じの意味を込めた漫画だったんですけど、別にこう読めって言いたいわけではなくて私はこういう意味で描いてたってのをメモしたかっただけなので解釈はお気になさらず。
むしろあなただけの桜法師をこれをきっかけに考えていただき私に報告してほしry
こんな自分設定のキツイうちの法師ですみませんありがとうございました。